気持ちを支えてくれる環境と先生方がいたからこそ、今の自分があると思います。
久留米大学医学部医学科合格 D・Y君
インタビュー interview
1. 大学生活について教えてください。
1年の前期は一般教養が中心で、後期から本格的に医学の勉強が始まりました。前期は「医学部に来た!」という実感があまりなく、早く専門分野を学びたいという気持ちで少しもどかしかったです。後期は筋肉や骨、内臓など体の構造や組織を毎日学んでおり、大変ですが本当に楽しいです。授業は毎日8時30分から17時10分まであり、土日は休みですが、平日はほぼ毎日勉強です。
バレーサークルに所属しており、月・水の18時から21時まで練習しています。疲れますが、充実した毎日です。試験の基準は高く、入学時に成績が一番だった人が、後ろに回ることがあります。受験期とはまったく違う世界ですが、受験期に培った勉強習慣や思考法、暗記の方法は、今の学びの大きな支えになっていると感じます。「無駄なことはない、すべてが必要なこと」だと思い、日々努力しています。
2. 合格を聞いたときの状況やその時の率直な心境を聞かせてください。
正直に言うと、落ちていると思っていました。面接と英語は自信がありましたが、数学は難しかったし、小論文も出題形式が変わっていたので「無理かな…」と。発表当日は緊張で授業中も全く集中できず、発表の10時前に教務室に行き、1人で見るか一緒に見るか迷いましたが、「もしダメだったら1人じゃ…」と思い、みんなで見ることにしました。震える手でパスワードを入力し、“合格”の文字を見た瞬間、本当に嬉しかったですね。長年の目標がポンと達成された感覚で、「終わったんだ」という実感と感謝の気持ちが込み上げ、涙が出ました。ボタンを押すと画面に桜が舞い、その景色は忘れられないですね。推薦を受けるなら絶対A枠で行きたいと思っていたので、「合格!」の次に「A枠!」と知った瞬間のあの喜びと感情は、もう二度と味わえないと思います。
3. 学院に入学するまでのいきさつ、きっかけ、決め手について教えてください。
富士学院に最初に来たのは中学1年生の時です。中高一貫校に進学し、「勉強面が緩みやすい」と心配した両親から「塾に行け」と言われ、軽い気持ちで「医学部に行きたいかな」と話したら、「富士学院がいいんじゃないか」ということになりました。当時は費用のこともどんな人が通っているかも全く知らず、正直「行かなくてよくない?」と思っていました。父と面談に行き、通い始めたものの、最初は週1回の授業だけで自習もせず部活三昧。真剣に受験勉強に向き合い始めたのは、高3で部活を引退してからでした。そこから先生の授業が活きていることを非常に実感し、ギアが入りましたね。見放さずずっと応援し支えてくれた教務の方やM先生、両親、もう全ての人に感謝です。皆がいないと今の自分は絶対ないと思います。最初は嫌々でしたが、どんどん気持ちが変化してきて、やはり積み重ねは大事だと思います。
4. 入学時の決意を教えてください。
開講式の日のことは今でも鮮明に覚えています。長年慣れ親しんだ富士学院でしたが、浪人生として迎える環境はガラッと変わりました。「ここから1年が始まる」という気持ちと、ギアが一段上がるような感覚がありました。勉強だけに向き合う不安と、逆に「絶対に医者になりたい」「今年で絶対に合格してやる」という強い気持ち。スタートダッシュ型の自分にとっては、開講式のおかげで最高のスタートが切れたと思っています。
5. 具体的にどう頑張ったのかを教えてください。
授業は「気づきや発見」を得る場であると同時に、自分にとっては「基礎を徹底的に吸収する場所」でした。知識がない状態なので、授業内容を一つ一つ自分のものにしていく意識で臨みました。最初は全教科で基礎を徹底し、得意な生物でも発展内容にはすぐ手を出さず、まずは穴を埋めることを重視しました。6月までは土台づくりで、少し背伸びしても崩れない基礎作りを意識しました。最初から手取り足取り教えてくれた富士のカリキュラム・方針に本当に救われました。
6. 合格を勝ち取った要因は何だと思いますか?
根性論ではありませんが、「気持ち」だと思います。正直なところ、毎日「こんな医者になりたい!」と強く思って勉強していたわけではありません。「きついな」「行きたくないな」と感じる日もありました。それでも心の奥には「絶対に医者になる」という強い気持ちがあったから、何度も立ち直れました。モチベーションは小さな爆発でいい。ドキュメンタリーを見て「やっぱり医者ってかっこいい」と思えたら、それで一週間頑張れる。きつくなったら、また違うのを見て、また爆発してちょっと頑張る。常に「受験の先にどんな医師になりたいか」「どんな患者さんと向き合うのか」という明確なビジョンを持つことが大切です。そうした目標があると、「今何をすべきか」「何が足りないのか」と自然に考えられるようになります。また、「医者になりたい」と人に言うことも大事です。言葉にすることで意識が変わり、そういう人間になっていく部分はあると思います。具体的に将来を描ける人と、漠然と受験している人との差は圧倒的で、最後まで粘る力にも絶対になります。そして何より、富士学院の存在。授業もサポートも、それがないと気持ちだけ言っても実力が伴わない。気持ちを支えてくれる環境と先生方が揃っていたからこそ、今の自分があると思います。
7. 富士学院はあなたにとってどんな予備校でしたか?
富士学院は、私にとって「家のような場所」です。とはいえ、受験中はあえてそう思わないようにしていました。気を抜かず、メリハリを保つためです。勉強しているとき、富士学院は「しのぎを削る場所」「死ぬ気で頑張る場所」という認識でした。だから受験が終わって初めて「ああ、ここは本当に温かいな。家みたいだな」と思えました。
8. どういう医師になりたいですか?
特に興味を持っているのは小児外科です。現在は治療法が多様化し、必ずしも手術が最善とは限らないケースも増えています。手術は身体への負担が大きい治療法ですが、どれだけ技術が進歩しても、メスを入れなければ救えない命があるのも事実です。
何らかの病気を持って生まれた子どもたちが、普通に立ち上がり、歩けるようになる。その瞬間に関われるなら、どんな苦労も厭わないと思います。小児外科は大変な診療科ですが、父の知人の小児外科医の話を聞くたびにモチベーションが高まり、自分の将来像がより鮮明になります。今後6年間の学びの中で新たな興味が生まれるかもしれませんが、現時点ではやはり小児外科への強い思いを持っています。
9. 後輩達にアドバイスをお願いします!
一貫して大切なのは、「その先を見ること」だと思います。それぞれが医師になりたいという強い思いを持って勉強していると思います。その気持ちを大事にしてほしいです。模試や点数に追われる時期は誰にでもありますが、「なぜ医者になりたいのか」という原点を忘れないでほしいです。焦りや不安を感じた時こそ、自分の“核”に戻ることが大切です。「何のための勉強なのか?」と思う瞬間もありますが、学びは日常にもあふれています。たとえば、インフルエンザのニュースや身近な出来事からも医療に通じるものがあります。どんなワクチンがあり、どういう感染症の歴史があったのだろう?と日常の中にも学びの欠片はたくさん転がっています。
人を思う心、思いやりの心…「この人を助けたい」「支えになりたい」という気持ちの根本が医療だと思います。そうした気持ちを高めるきっかけは日常にあふれているので、1つひとつを無駄にせず、毎日を過ごしてほしいと思います。
進学大学別 university
国公立大学
- 千葉大学医学部医学科
- 福井大学医学部医学科
- 山梨大学医学部医学科
- 三重大学医学部医学科
- 滋賀医科大学医学部医学科
- 神戸大学医学部医学科
- 島根大学医学部医学科
- 広島大学医学部医学科
- 山口大学医学部医学科
- 香川大学医学部医学科
- 愛媛大学医学部医学科
- 佐賀大学医学部医学科
- 鹿児島大学医学部医学科
- 横浜市立大学医学部医学科
- 名古屋市立大学医学部医学科
- 京都府立医科大学医学部医学科
- 奈良県立医科大学医学部医学科


