仲間と努力することがどれだけ大切であるかを痛感できた1年でした。

自治医科大学医学部合格 Y・M君

インタビュー interview

1. 大学生活について教えてください。

私が思う自治医科大学の最も魅力的な点は、全寮制の中で様々な都道府県の人たちと深い関係を結ぶことができるところだと思います。全医学生が同じ寮に住んでいることで、毎日朝から夜までずっと友達と一緒にいることができます。その分、多くの人と仲を深めることができ、皆でスーパーに買い物に行ったり、一緒にご飯を作ったりなど、実家で生活していた時とは全く違う新たな生活が広がっています。
自室では、6年間の生活を充実したものにするためにアレンジはし放題で、プライベートな時間を楽しむことが可能です。全国各都道府県から人が集まっているので、方言やちょっとした生活感の違いなど、慣れるのに少し時間はかかりますが、とてもユニークな違いばかりなので、楽しめるのは間違いありません。
学校内では、授業は講義と実習に分かれており、1年生の1学期は主に基礎教養科目の講義が中心でした。また、病院実習もあり、その時は実際に自治医科大学病院内で様々な科を訪れ、業務内容などを見学・体験することができました。自治医科大学は1年生の2学期から解剖実習が始まるので、その頃からはいよいよ本格的な医学の学習が始まります。テスト前になるとやはり忙しくなるのですが、そんな中でも寮内の自習室や図書館で皆で集まって勉強をすることができるので、取り残されることなくテストを迎えることができます。

2. 合格を聞いたときの状況やその時の率直な心境を聞かせてください。

予備校内で一緒に勉強していた仲間が続々と推薦入試合格などで抜けていく中、私は国公立前期試験のために勉強を詰め込んでいたので、正直、合格発表当日も焦りと不安でいっぱいでした。ただ、実際に自分の受験番号があることが確認できた瞬間、いきなり頭の中が真っ白になり、全身の力が抜け切った感覚になりました。喜びというよりは圧倒的な安堵感のほうが大きく、それまでには感じたことのない不思議な気持ちになりました。直後に親からLINEが来て、すぐに電話で進学することを伝え、これでやっと長かった大学受験が終わったことを実感できました。

3. 学院に入学するまでのいきさつ、きっかけ、決め手について教えてください。

現役時、国公立医学部の不合格がわかって浪人することが決まり、1週間ほど放心状態だった中、母からの声や友達からの情報を頼りに、富士学院の面談・説明会に行くことになりました。実際に行って校舎長と2人で面談をしたのですが、そのときの校舎長の熱量が非常に印象的だったことを覚えています。出会って間もないのに、すぐに私の状況を把握してくださり、そして勉強計画やどんな受験校がいいのかなどを一生懸命考えて伝えてくださったのです。そのときに、富士学院なら自分を成長させてもらえると感じ、通うことに決めました。

4. 入学時の決意を教えてください。

絶対にこの1年で自分の行きたい医学部に進学する、という心構えで入学しました。両親にもこの1年だけはどうにかサポートをしてもらえるように頼み、この1年しかないという気持ちでいました。
小さい頃からずっと医者になることを夢にしながら、現役時はその実現のための努力ができていませんでした。そんな弱い私を反省し、夢に結びつけるための最後のチャンスを逃さないため、一生懸命勉強し続けることを心に誓いました。現役時の勉強不足で基礎的なところが穴だらけだったので、まずはそこを早くに克服し、そこからどれだけ試験問題に適応できるようにならなければいけないかを考えながら、勉強していこうと思いました。

5. 具体的にどう頑張ったのかを教えてください。

まず、生活習慣を規則正しくすることが必要だと思い、朝は富士学院の開校と同時に来て、夜も閉校ギリギリまで勉強をすることを念頭に置いて頑張りました。やはり、毎日のリズムを作ることは大切です。
計画を立てるにあたって、まずは大前提となる開始・終了を明確にできるように心がけました。学習面においては10月までには基礎を完成させ、目標は模試に置いて勉強していました。私は富士学院の授業で扱う内容をひたすらやり続けて、それ以上のことはあまりしていませんでした。まずはやはり英数理の完成に全力を注ぎました。苦手科目・単元を徹底的に復習することで穴を埋めていきました。
毎週土曜日にある週テストは、非常にいい刺激になりました。自分の現在の学力の立ち位置が明確になるだけではなく、周りと競い合うことでもっと頑張らなければならないと思えるようになり、また毎週あることで勉強のモチベーションを保つことができます。
受験が近づいてくると、私は共テ演習・過去問演習に尽力しました。私自身、共テに対する苦手意識が非常に強かったので、国語や地理など、私の中で点数が伸びない教科を辛抱強くやり続けました。得意教科をしたいという気持ちを抑えて、限りある時間の中でどれだけ効率よく苦手科目の点数を上げられるかを考えて勉強しました。2次対策は、ひたすら自分の受験校の過去問をし続け、どういった問題・単元に弱いのかを理解しながら、類題や、1度したことがある問題集などから抜粋した問題を使って復習をするように心がけていました。

6. 合格を勝ち取った要因は何だと思いますか?

一緒に頑張れる仲間がいたことだと思います。1人で勉強するより、やはり仲間と努力することがどれだけ大切であるかを痛感できた1年でした。私1人だったら絶対に毎日朝7時半から夜10時まで頑張ることはできませんでしたし、勉強においても、仲間と競うことを真っ先に考えていたというのが正直なところです。
朝と夜の登下校、そして昼ご飯を一緒に食べながらリラックスできたあの時間は、非常に充実していたと今でも思います。この1年頑張り続けたことは、間違いなく仲間がいてくれたからこそ成し遂げられたことだと思います。

7. 富士学院はあなたにとってどんな予備校でしたか?

「第2の家」というイメージです。1年間毎日ずっと通い、短い期間でありながらも非常に濃い生活ができました。富士学院には、絶対に“ここにしかない温かさ”がありました。
生徒と講師陣・教務の方の距離が非常に近く、どんな些細なことでも話しに行くことができる環境は本当に居心地が良かったです。受験勉強という重く果てしないものがあった中でも、なぜか楽しかったと思えてしまいます。楽しかったからといって決して勉強を疎かにしていたわけではありません。温かい環境の中でのびのびと、そして集中して勉強することができました。

8. どういう医師になりたいですか?

安心させてあげることができ、信頼してもらえる小児科医になりたいと考えています。今後、AIの導入などで医師本人の技量がさらに問われるようになるであろう医学において、十分な知識や技術を身につけるのはもちろんのこと、あとはどれだけ患者に必要としてもらえるかが重要だと思います。
ただ治療をこなせるのではなく、患者の心にも寄り添うことができ、それがたとえ小さい子供であったとしても、笑顔を守っていける医師になりたいです。

9. 後輩達にアドバイスをお願いします!

耐えて、耐えて、耐え抜いてください。今をどれだけ頑張れるかで、皆さんの将来を変えることができます。自分の力、そして講師陣の教えを信じて、受験までの限られた時間を無駄にしないよう、最後までやり続けましょう。
どれだけ不安があったとしても、努力し続けることができたならば、必ず光が見えるはずです。諦めないで頑張ってください。応援しています。