富士学院のテキストをやり込み、とりこぼしが出ないよう徹底しました。
順天堂大学医学部合格 Y・T君
インタビュー interview
1. 大学生活について教えてください。
野球部に入って、好きだった野球を再開しました。順天堂大学は準硬式野球部が多い大学の中で、数少ない硬式野球部があるので楽しいです。先輩方も優しく、医師の夢に向かって充実した毎日を送っています。寮生活なので、友人も多くできました。勉強面でも、試験前には仲間と一緒に勉強できる環境があり、そのおかげで横のつながりも生まれ、充実した生活を送れています。
順天堂大学は、前期は9時から始まって16時30分で終わる日もあれば、18時で終わる日もあります。自由選択科目が多いのが特徴です。スポーツ健康科学部と一緒に受ける科目もあります。水曜は細胞生物学・医療社会学(ディスカッションする授業)という選択科目を履修していて、面白いですがボリュームがあります。木曜日は全部語学系の1日で、楽しいです。英語の授業はみんなで話そうという時間で、TOEFLの受験が全員必須ですし、一定ラインを越えないといけないので大変です。また、ネイティブ教員が多く、自分の趣味を授業にするという面白い授業があります。例えば英語の先生がカメラ好きで、たくさん撮影する授業や武術の授業、そして舞台女優の先生による発声方法や演劇の授業もあって、とても充実した毎日です。
2. 合格を聞いたときの状況やその時の率直な心境を聞かせてください。
2浪での合格だったこともありますが、最初に湧いてきたのは喜びよりも安堵感でした。最初に合格をいただいた杏林大学では、新幹線の中で正規合格を確認して、喜びよりも、席から崩れ落ちるくらい安心したのを覚えています。2浪目は絶対に不合格で終われないというプレッシャーがあったためです。まず安心し、そのあとに大きな喜びがこみあげてきました。最終的に合格をいただいた第一志望(順天堂大学)は、1次試験で手応えがありませんでしたし、2次面接で挽回できたかどうかも自信がなく、正直「落ちたな」と思っていました。だからこそ、合格通知を見た瞬間は、驚きがあまりにも大きかったのを今でも鮮明に覚えています。
3. 学院に入学するまでのいきさつ、きっかけ、決め手について教えてください。
自分の出身高校が富士学院と繋がりがあり、高校でセミナーが開催された際に学院長の村田さんのお話を聞く機会がありました。そのときに、学院の雰囲気やカリキュラムについて把握することができました。また、予備校選びの際に進路の先生へ相談した際にも、富士学院を薦められました。決め手となったのは、自分は成績があまり良くなく、入学後知識をしっかり詰め込まなければならない立場にあったことです。富士学院には食堂があり、生活や学習のすべてが校舎内で完結できる環境であり、タイムパフォーマンスが高いとも感じました。勉強の効率も総合的に考え入学を決めました。
4. 入学時の決意を教えてください。
当時の模試の偏差値は40ぐらいで、基礎からやり直さなければならない状況でした。学院では1から10まで徹底的に指導してもらえると聞いていたので、4月からは先生の言うことをしっかり吸収しようと決めていました。絶対にサボらず、とにかく基礎固めが必要だと感じていました。授業を聞くだけでなく、自分なりにできることを探しながら弱点を補い、確実に力をつけていこうという決意を持って入学しました。
5. 具体的にどう頑張ったのかを教えてください。
全部質問しようと思って復習もしていましたが、それでも取りこぼすことは絶対にありました。忘れてしまう部分も多かったので、とにかく自分の持っている知識や、その時に覚えた内容を思い出せるかを確認しながら、どんどん繰り返し復習してしっかり身に付けていきました。また、過去問には継続的に触れるようにしていました。1浪目は予習と復習をひたすら繰り返して、9月から過去問を使って実践的に復習をしました。2浪目は最初から定期的に過去問に取り組むようにしました。
苦手科目だった英語は、順天堂大学では速読記述が求められるため、文章に慣れることを目的に、毎日何かしらの英文に触れるようにしました。数学は、むやみに多くの参考書に手を出さないようにしました。自分の経験から、数学は一気に伸びるというより、ある一点から「わかる」感覚が訪れて成績が伸びるものだと思っていました。そのため、少なくとも富士学院のテキストをやり込み、とりこぼしが出ないよう徹底しました。
化学は、特にK先生に感謝しています。先生に教えていただいた内容を基に、週テストを復習しながら富士学院のテキストを完璧にしました。理解が不十分な箇所は必ず先生に質問し、質問をするとそれ以上の内容まで教えてくださり、応用力が身につきました。また、自分で発展的な問題を購入して、ひたすら演習しました。化学は、自分の手を動かして考えることが大切だと思います。
生物は、もともと比較的得意でした。知識がないと難しいので、まず知識を入れることで、6割とれると思います。残りの3割は計算です。知識に頼るのが自分は得意じゃなかったので、計算は絶対とろうと思ってやっていました。計算は触れることが大事なので、問題集をたくさん解いて鍛えました。また、知識は忘れてしまわないよう毎日触れていました。
6. 合格を勝ち取った要因は何だと思いますか?
最後までやり遂げたことだと思います。1浪目は、9月くらいから「受かるのか?これだけ成績が上がれば受かるだろう」という、不安と根拠のない自信で、簡単にいうと登り調子ではありましたが、気持ちとしては身が入っていない感じで、+αがありませんでした。2浪目になると、もうあとが無かったので、「絶対受からなければならない」という気持ちの中で、10月からも同じ轍を踏まないという思いで勉強しました。きつい時期もありましたが、踏ん張りがききました。
7. 富士学院はあなたにとってどんな予備校でしたか?
浪人生活はきついものでしたが、先生たちが親身に接してくださいますし、教務の方々と毎日雑談することには、辛いなかでも救われる部分がありました。自分の浪人生活に親身になってくれた予備校だと思います。
8. どういう医師になりたいですか?
「親身になる」とよくいいますが、言葉で言えても、いざ実践するとなるとどうなのか。医師は患者に親身になりすぎてもだめで、あくまで「医師と患者さん」の関係です。自分の父の教えでもありますが、患者さんが遠縁の親戚だと思って対応すること。そういう接し方ができるような医師になりたいです。患者さんに「この人にやってもらって、この結果だったら」と納得してもらえる医師になりたいと思います。
9. 後輩達にアドバイスをお願いします!
医学部を狙ってくる学生は、全員半端なく勉強ができます。浪人しているのはなにかしら弱点があるということで、死ぬ気で勉強しないと差が付けられてしまいます。しかしその距離は、ひたすら勉強したら1年でも縮まる距離です。
ただ、1つのことをひたすらするのは本当にきついです。何回も投げ出したくなりましたが、大切なのは、そうしたときに医者になりたいと思った最初の理由を思い出すことだと思います。そして、追い込まれると思ったら周りの人を頼ることです。休んでもいいと思います。質のいい勉強をすることが必要で、とにかく後退しないことが大事です。ひたすら毎日成長する実感を作ることが一番の近道です。
成績が上がらなくて不安、本当に受かるのか不安…それでも、その気持ちを払いのけて、すこしずつ毎日進歩していけばいいと思います。本当にシンプルに、後ろにいかないようにしてください!
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