学力を上げるだけでなく、人間性も高めてくれる予備校だと思います。

佐賀大学医学部医学科合格 N・Mさん

インタビュー interview

1. 大学生活について教えてください。

一年生は教養科目が中心で、物理や生物など高校の延長のような授業が多いのですが、後期には医療系の入門的な講座がたくさんあって、「医学生になったんだ!」という実感が湧いてきています。
私はバレー部とラグビー部のマネージャー、そして演劇部の裏方をしていて、アルバイトも飲食店を2つ掛け持ちしています。火曜から土曜までは部活があり、アルバイトを土日に入れています。先輩や仲間も本当に良い人たちばかりで、忙しいながらもたくさんの人たちとの交流があり、毎日とても充実しています。

2. 合格を聞いたときの状況やその時の率直な心境を聞かせてください。

最初の合格は私立医学部で、校舎の中で一人で確認したのですが、正直、合格したという実感が全くなく、「本当は間違っているんじゃないか」と思いました。でもやはり合格証明書が届くと、「私、医学生になれるんだー!」と、とても嬉しかったです。母も同時に結果を見ていたようで、すぐに電話がかかってきて泣いていました。その時は「よかったー!」という気持ちが大きく、「このまま国立の方も受かればいいな」という思いもありました。
佐賀大学の発表の日は自宅で母と一緒に確認しました。自分で見るのが怖かったので、抱っこしていた愛犬の肉球を借りてスマホの画面を押し、母が番号を探して見つけてくれました。番号を見つけた瞬間、私も母も号泣しました。

3. 学院に入学するまでのいきさつ、きっかけ、決め手について教えてください。

私は現役の頃、そもそも他の医学部受験者と同じ土俵に立てないほど成績が悪かったので、当然結果も出ず、気持ちがずっと落ち込んでいました。後期では他学部を受験していましたが、やはり医学部への夢は諦めたくないことを両親や祖母に相談しました。そのうえで、「1浪で決めるなら」ともう一年挑戦することを認めてくれました。
予備校を探していたとき、兄の同級生が富士学院福岡校で合格していることを知り、その方から母を通してお話を伺う機会がありました。富士学院は、医学部を目指している人しかいない環境であること、先生や職員の方々と親身に関わりながら互いに信頼関係を築けるというお話を聞いて、富士学院が最も合っていると感じました。
「一年で必ず決める」という強い気持ちは、自分にとって大きなプレッシャーでもありましたが、今振り返っても富士学院を選んで本当に良かったと思います。

4. 入学時の決意を教えてください。

やはり「一年で医学部に合格する」というのが、一番の決意でした。親との約束やプレッシャーもありましたが、「親孝行をしたい!」「一年で必ず決めたい!」という気持ちをずっと心に置きながら、日々努力を重ね、最後まで頑張り抜くことができました。

5. 具体的にどう頑張ったのかを教えてください。

1週間分の学習計画や1年間の学習計画など、ミクロな視点とマクロな視点を使い分けながら、自分の性格も考慮して計画を立てていきました。私はもともと夜型なので、「何時までに寝る」と決めておき、一週間頑張ったら自分へのご褒美としてその日は睡眠時間を一時間増やしました。あるいは、大好きなコンビニスイーツを食べるといったご褒美も設けていました。その日や一週間で「これだけは絶対にやる」と決めるようにしていました。
現役の時は、勉強量だけを重視してやみくもに学習していましたが、その勉強法を見つめ直して、質と量の両方を高めるために、計画的に学習を進めることを徹底しました。
特に、現役の頃から物理には強い苦手意識があったのですが、クラスを担当してくださった先生を中心に、たくさん質問しました。数学も複数の先生に質問していましたが、一人の先生だけでなく信頼できる先生が、各科目に何人もいたことも大きな強みだったように思います。
化学も物理よりは良かったのですが、得意科目ではなかったため、例えば暗記は「今日はここまで絶対に覚える」とか、小さな目標から始めていました。しかし化学は夏頃に伸び悩み、先生に相談をする中で、テキストに載っている基本例題を確実に解けるようにすること、最初から難しい問題を始めず、基本的なことから始めることを意識しました。
こうした「基本」をしっかり押さえていく勉強法というのは、入試本番で間違いなく役に立ったと言い切れます。大学に入ってからも非常に役立っています。学んだ知識を「どう引き出すか」を意識し、引き出しの開け方を学び、それを使いこなすことが大切だと感じました。引き出しがない状態で難しい問題に取り組んでも、全くダメだったのだと痛感しました。

6. 合格を勝ち取った要因は何だと思いますか?

素直でいることが一番大切だと思います。現役のときは苦手科目から逃げていて、好きな数学ばかり勉強しました。しかし、一年で共通テストの点数を1割以上も上げるには、やはり苦手科目と向き合うしかありませんでした。そこで、自分が「何ができて、何ができないのか」をしっかりと受け入れるようにしました。
先生から「これだけはやっておくように」と言われたら、絶対にやる。先生や職員の方々に言われたことは、何でも素直に受け入れるということを意識していました。
あとは、寮生活も大きな要因だと思います。寮は校舎のすぐ近くにあるので、時間を気にせず朝から晩まで校舎で勉強できますし、食事の心配もありません。食事以外の身の回りのことは基本的に自分で行うことで、自己分析の練習というか、自分自身の行動を考える良い練習にもなりました。

7. 富士学院はあなたにとってどんな予備校でしたか?

学力を上げるだけでなく、人間性も高めてくれる予備校だと思います。「1から10まで全て管理される厳しい予備校もある」と聞きますが、富士学院は自主性を大切にしており、自分で考えてしっかり取り組むことも良し、この時間はリフレッシュするも良しというような、オンとオフを自分で管理できる環境は、学力だけでなく、本当に自身の成長につながったように思います。

8. どういう医師になりたいですか?

私は法医学を志しています。亡くなった方の尊厳を守るだけでなく、臨床法医学を通じて、生きている人の尊厳も守ることのできる医師になりたいです。亡くなった方の中には、事件に巻き込まれた方や、身元が分からない方も少なくありません。そうした方々をご遺族のもとへお返しし、そこで安らかに眠っていただくことも、人としての尊厳を守る大切な行いだと思います。また、生きている人の中には、DVなどで苦しんでいる方もいますので、私は生きている人を診る法医学者の立場でも、そのような苦しまれている方々の尊厳を守っていきたいと思います。 

9. 後輩達にアドバイスをお願いします!

現役受験が終わったあと、友人たちがみんな大学に合格して、新生活を迎えていく中で、自分は予備校を探しているという苦しい状況にあると思います。しかしそこを乗り越えて、自分のため、そして人のためにと頑張っていけば、絶対合格できると思います。わからないことがあれば、何でも聞いて先生にどんどん迷惑をかけるくらいの気持ちで(笑)、富士学院をフル活用してほしいと思います。
富士学院では、先生や職員の方々との交流が自身の学力向上につながります。最初は初歩的なことでも構いません。親身になって話を聞いてくださる先生ばかりなので、臆せずどんどんアタックしていってください!