ここには他の予備校にはない温かさがあると感じました。

神戸大学医学部医学科合格 M・Sさん

インタビュー interview

1. 大学生活について教えてください。

神戸大学では、一年生の間は月曜日から木曜日まで六甲のキャンパスで教養科目を学び、金曜日には楠キャンパスで医学の基礎を学びます。夏休みには病院での初期体験実習もあり、実際の医療現場を早い段階で見ることができます。白衣を着て病院に行くと、憧れだった「医師」という存在が少し近づいたような気がして、胸が高鳴りました。また、神戸大学には地域医療活性化センターがあり、地域医療のエキスパートになる勉強もできます。ほかにもラーニングコモンズというスペースがあり、テスト前には友達と励まし合いながら勉強します。お休みの日には三宮や大阪に出かけることもあり、充実した毎日を過ごしています。

2. 合格を聞いたときの状況やその時の率直な心境を聞かせてください。

合格発表は午前10時。前日、教務の方に「明日は発表を見てから行きます!」と伝え、少しゆっくり起きた朝を覚えています。発表を見る前に近くのお寺にお参りに行きました。家に戻って、受験番号を見つけた時は、何が起きたのか理解できずに時間が止まったような感覚になりました。自分が合格したんだと分かった時は、一緒に見た母と喜びました。その後、学院に顔を出すと先生方や教務の方々が温かく迎えてくださり、「おめでとう」と言ってもらえた時、ようやく夢が現実になったことを実感しました。あの日の喜びと感謝の気持ちは、きっと一生忘れません。この一年間、支えてくれた家族、そして富士学院の先生方・仲間たちには心から感謝しています。ありがとうございました。

3. 学院に入学するまでのいきさつ、きっかけ、決め手について教えてください。

私は昨年、共通テストで思うような結果が出せず、挑戦し続けた私立大学もすべて一次試験で不合格となりました。悔しさと焦りのなかで浪人を決意し、「次こそは必ず医学部に合格する」と心に誓いました。予備校選びでは、大手予備校をはじめ、いくつもの予備校を見学しました。ある大手予備校とは仮契約まで進み、疲れもあって「もうこれ以上は見なくてもいいのでは」と思っていた中で、最後に訪れたのが富士学院でした。校舎に足を踏み入れた瞬間、ここには他の予備校にはない温かさがあると感じました。手厚いサポート、栄養バランスの整った食事、自習時間の豊富さ、大人数に埋もれることのない環境――すべてが私にとって理想的でした。迷いはなくなり、「ここで一年間、本気で頑張ろう」と決意しました。

4. 入学時の決意を教えてください。

入学時は、「この一年で決め切る!」という気持ちでいっぱいでした。これまでの私は、どこかで周りに流されながら決めてしまうことも多かったように思います。けれど、浪人をすること、そして富士学院で学ぶことは、すべて自分の意志で選びました。だからこそ、この一年で必ず結果を出し、来年は笑顔で大学生になるんだという覚悟を胸に、富士学院の門をくぐりました。

5. 具体的にどう頑張ったのかを教えてください。

寮生であることを活かし、なるべく朝早くに学院に行き、夜10時まで勉強と向き合うようにしました。最初のうちは「量」を意識して、机に向かう時間をとにかく増やしました。次第に勉強時間が生活の一部になり、「どうすればもっと効率よく理解できるか」「自分の弱点はどこか」と、質にもこだわるようになりました。秋ごろからはご飯を食べる時間も惜しくなり、友達と一緒に食べているものの、タイマーを食堂に持ち込んで時間を決めて食べていました(笑)。また、モチベーションを保つことも大切でした。周りの友人たちが大学生活を楽しむ中、自分は勉強に向き合うという孤独を感じる日もありました。でも、そのたびに「来年は自分も笑って春を迎えよう」と自分に言い聞かせました。時には友達と食堂で楽しく話したり、先生や教務の方に悩みを聞いてもらったり、好きな音楽を聴いて気持ちを切り替えたりすることもありました。そうした小さな息抜きがモチベーションの維持につながったので、とても大切な時間でした。

6. 合格を勝ち取った要因は何だと思いますか?

ずばり、自学習時間の過ごし方だと思います。富士学院では自学習の時間が豊富に与えられていますが、その時間をどう過ごすかは自分次第。私は常に「今やるべきことは何か」「無駄なことはしていないか」を考えながら行動していました。どちらかといえば内気な性格ですが、分からないところをそのままにせず、先生に質問に行くよう心がけました。最初は緊張しましたが、先生方はいつも丁寧に教えてくださり、自然と質問に行くことが当たり前になっていきました。苦手分野を相談すると、「じゃあこれもやってみよう」と追加の課題を出してくださることもあり、その一つひとつをこなしていくうちに、少しずつ自信がついていきました。

7. 富士学院はあなたにとってどんな予備校でしたか?

ひとことで言えば、「もう一つの家」でした。寮生活を始めた頃は不安でいっぱいでした。でも、先生方や教務の方々が本当に親身になって話を聞いてくださり、次第にその不安は消えていきました。毎日、課題と真剣に向き合い、悩みながらも進んでいく時間の中で、いつのまにか学院が心の拠り所になっていました。先生方・教務の方々は勉強だけでなく、生活面まで支えてくださり、まるで家族のような温かさでした。出願の際も毎回、不備がないか一緒に確認してくださっていました。いざという時に頼れる存在はとても心強かったです。そして何より、共に戦った仲間たちの存在が大きかったです。朝から晩まで同じ教室で励まし合い、笑い合い、ときに悔し涙を流しながら過ごした仲間たちは、これから先も一生の宝物です。

8. どういう医師になりたいですか?

この一年遠回りしましたが、好きなドラマの言葉でもある、「遠回りすることで見える景色もある」を体現できる医師になりたいと思っています。浪人という一年は決して無駄ではなく、自分と向き合い、人の温かさや努力の尊さを深く知る時間でした。だからこそ、患者さんの痛みや不安に心から寄り添える、優しさと強さを持った医師になりたいと思っています。 

9. 後輩達にアドバイスをお願いします!

やらないといけないことは勉強のみ!と言っても過言ではない状況は、当時も今考えても大変です。しかし、一年間勉強しかしないでいい状況があるのは、誰かが自分のために努力し、作ってくれていることを忘れないでほしいです。その方々に恩返しできるように、そして覚悟を決めた自分を裏切らないように、走り抜けてほしいです。私が浪人して感じたことは、浪人を「無駄な一年」ではなく「人生の財産」とするために一番大切なのは、「自分の覚悟」であるということです。「絶対に合格する」という強い気持ちを持ち続けるためには、自分を信じられる環境が必要ですが、富士学院にはその環境が整っています。私たちに寄り添い、支え、そして合格へと導いてくれる先生方がいます。私は、今この文章を読んでいる皆さんが、富士学院で一年間やり抜き、医学部合格をつかみ取ることを心から応援しています。