医学部合格を目指すうえでの明確な指針を示してくれた予備校でした。

聖マリアンナ医科大学合格 T・N君

インタビュー interview

1. 大学生活について教えてください。

聖マリアンナ医科大学は、1年生のうちから実習の機会がとても多い大学です。例えば1年生の前期には、附属病院内で外来を回ったり、救急センターを見学したり、さらには消防署に伺って救急車に同乗したりするなど、バラエティに富んだ実習に参加できます。
また、「人のライフサイクルを知る」という目的で、マタニティクリニック・幼稚園・診療所・高齢者施設の4か所を回る実習もあります。将来、医師として新生児から高齢者まで診るうえで、非常に良い実習だと思いました。
部活動については、聖マリアンナ医科大学は、単科大学にしてはそこそこ多い部活があるので、入学後にどの部に入るか迷うほどです。私は軽音楽部・水泳部・フットサル部に所属していますが、これだけ入ってもすべてこなせるぐらいやりやすい部活です。

2. 合格を聞いたときの状況やその時の率直な心境を聞かせてください。

人生初の医学部合格は、金沢医科大学の正規合格でした。「やっと医学部に入れた」という気持ちが大きかったです。私は再受験生で、少し遠回りをした方なので、そういう意味ではもう勝ち取ったという気持ちが非常に強く、安堵が大きかったですね。また、受験前半でなかなか結果が出ず落ち込んでいたとき、教務の方々が逐一様子を気にかけて声をかけてくださったことが、今振り返ると本当に支えになったと改めて実感しています。

3. 学院に入学するまでのいきさつ、きっかけ、決め手について教えてください。

私は高校卒業後、2浪目まで医学部を目指していましたが、結局合格できず、一度国立大学の理工学部に進学しました。大学を4年間で卒業した後、すぐに他の個別医専予備校に通いましたが、そこで結果が出ず、富士学院に入学して合格したという流れです。
富士学院を選んだ理由は、少人数制を採用している点が自分にとても合っていると感じたことです。再受験を決意して1年目を終えたとき、なかなか結果が振るわず、自分に何が足りなかったのかを考えたときに、「アウトプットの機会」と「周囲との比較」だと思いました。ずっと一人で勉強していたので、大人数の予備校ではどうしても埋もれてしまうと感じていました。その点、富士学院の少人数制であれば、自分の立ち位置を把握しながら、同じクラスの生徒と切磋琢磨していけるだろうということで、富士学院を選ばせていただきました。

4. 入学時の決意を教えてください。

先ほども述べましたが、富士学院に入学したのが、他学部へ進学していた時期も含めると医学部を目指し始めてから8年目でしたので、他の生徒よりも時間がかかっている分、この一年で絶対医学部に受かるということだけが自分の決意でした。

5. 具体的にどう頑張ったのかを教えてください。

苦手な分野や科目を克服することに、なるべく力を注いでいました。再受験1年目に通っていた他予備校では、化学の伸びがなかなか見られませんでした。インプットばかりで、アウトプットができていなかったためです。富士学院に入ってからは、担当の先生のプリントやテキストをこなしていくうちに、「インプットだけでは定着しない知識」も、積み重ねることで定着しました。そうした積み重ねの中で、苦手科目を少しずつ克服していけたと思います。
あとは生活面ですね。朝も夜も開校時間にはほぼ毎日校舎に来ていて、それを当たり前の習慣として続けました。
徐々に体に染み付いてくるというか、本当に生活面も大事で、受験には「学力」だけでなく「体力」も必要だと実感していたので、生活のリズムを整えることにも力を入れていました。

6. 合格を勝ち取った要因は何だと思いますか?

客観的な視点を持てたこと、そして浪人を経験したこと自体が、合格の要因だと思います。
それは勉強面でもメンタル面でもいえると思います。自分の状況を主観的に見ると、どうしても気持ちが落ち込んでしまうこともあると思います。そんなとき、自分が今こういう風になっているという現状を、教務の方や講師の先生に共有することで、自分には見えていない解決策を提示いただくということが多かったので、そうしたサポートが自分にとって大きな支えとなりました。
特に印象に残っているのは二次試験の面接で、再面接になってしまったときのことです。まさか自分が再面接されると思わなくて、精神的に崩れそうになったときにも、教務の方やチューターの方に励ましてもらい、次の二次面接に向けての具体的なアドバイスをしていただいた際にはすごく役に立ちました。そこはまさに合格の要因だったと思いますね。

7. 富士学院はあなたにとってどんな予備校でしたか?

医学部合格を目指すうえでの明確な指針を示してくれた予備校でした。また、単に学力を伸ばすだけでなく、「医師を志すとはどういうことか」という原点を改めて見つめ直させてくれる場所でもありました。あとは、予備校という割には周りがそんなにギスギスしていませんでした。受験は孤独になりがちだと思うのですが、ほかの生徒と切磋琢磨しながら関われるという環境が、非常に自分にとってプラスになったと思います。そういう意味では、居心地が良かったですね。私は再受験なので周りの生徒より大人でしたが、教務の方々は一人の「生徒」として対等に接してくださり、とてもアットホームな予備校でした。

8. どういう医師になりたいですか?

私は将来的には総合診療医を目指しています。再受験を決めた時からずっと思っていることの一つに、地域住民の方が困ったとき、「あの先生に診てもらおう」と誰もが思い浮かぶような総合診療医になる、ということがあります。

9. 後輩達にアドバイスをお願いします!

まずは生活リズムですね。勉強より一番早く直せるところだと思うので、生活リズムは本当に大切にした方がいいと思います。朝起きる、早く寝るだけじゃなくて、しっかりご飯を食べることも重要です。
それから、素直でいることが結局大事なのだろうと思います。予備校では、自分の「できる・できない」を完全にさらけ出すまではいかなくても、正直でいることがとても大切だと感じました。特にわからないことをわからないと言う勇気です。
「わからないことをどうするのか」、というのはやはり難しいですね。「何がわからないのかもわからない」というのが、質問する時に一番難しくて。ただ私は、もうそれも先生に投げてしまっていいと思うんですよ。何が分からないかも結局わからないなら、そこからまず先生とかチューターの人と話し合っていく。そういうのもある意味学習なのかなと自分は思います。
そして最後に伝えたいのは、諦めないでほしいということです。自分が合格できたことも諦めなかったからというのが要因ですし、一緒に頑張った友達にも、前期でうまくいかなかったけれど、後期で見事に合格した友人がいます。今は結果が出ていなかったとしても、最後にはできるかもしれないと思って、頑張ってください。