富士学院は勉強以外にも大切なものを多く教えてくれた「学び舎」でした。
滋賀医科大学医学部医学科合格 Y・Fさん
インタビュー interview
1. 大学生活について教えてください。
滋賀医科大学は、学部生から研究に触れる機会が多くあります。私自身、「基礎医学研究入門Ⅰ」という選択授業をとり、研究室で遺伝子工学や実験の手技について教えていただいています。さらに、学内の研究発表に赴くと、最先端の基礎医学や臨床医学の研究に触れることができ非常に楽しいです。その一方で地域医療に関する授業も充実しており、「全人的医療体験学習Ⅰ」という授業では、県内の病院にお邪魔し患者さんのお話をうかがうことができました。さらに、夏休み中の「早期医療体験」では、県内の地域医療中核病院でリハビリや介護、訪問診療の現場に立ち会わせていただき、地域医療や介護における緊張感や、やりがい、医学生に対する期待などに触れ、背筋の伸びる思いでした。そのような環境であるためか、地域医療と研究というある意味では対極の夢を持つ友人達や、その最先端にいらっしゃる先生方に恵まれ、様々な価値観に触れる刺激に満ちた毎日を送っています。一年次から自身の将来について真剣に考え、挑戦する機会が多いことは非常にありがたいです。
富士学院時代の友人達とも連絡を取り合っており、夏休みには一緒に旅行に行ったり、反対に遊びに来てもらったりしました。京都校にはチューターとして引き続きお世話になっており、今度は私が受験生を支える立場としてお役に立つことができればうれしいです。
2. 合格を聞いたときの状況やその時の率直な心境を聞かせてください。
共通テストの結果が良かったこともあり、自身の合格は信じていました。ですが、幾度も見た不合格の文字が脳裏をよぎり、後期試験の対策にも手がつかなかったことを覚えています。合格発表は家で見ましたが、番号を見ても実感がわかず、報告の電話口で祖父母が泣いているのを聞いて初めて「医学生になれるんだ」と感じました。その後、富士学院に電話をかけたときには私自身も泣いていて、教務の方によると何を言ってるのかわからなかったそうです(笑)。
3. 学院に入学するまでのいきさつ、きっかけ、決め手について教えてください。
私の通う高校で、富士学院が面接対策セミナーを実施してくれたことがきっかけでした。当時の私の成績はひどく、現役での合格はほとんど諦めていました。それでも可能な限り頑張りたい一心で校舎長にお声がけしたところ、名刺をいただき後日面接練習でお世話になったことで、富士学院に通いたいという気持ちが強くなりました。2年目も富士学院にお世話になったのは、私の性格や成績を知ってくださっていることに安心感があり、ここでもう一度頑張りたいと思ったためです。
4. 入学時の決意を教えてください。
素直であることと、絶対に休まないことを決めていました。自分のやり方に固執していては、富士学院に通う意味がないと思っていたため、先生のおっしゃることはなんでも素直に聞いて、とにかくついて行きました。叱っていただけることはむしろありがたいのだと自分に言い聞かせて、周りの子との差に腐っても絶対に立ち止まらないようにしていました。2年目は前年度の決心に加えて、とにかくトップを目指すことを意識していました。京都校でトップにいれば、今度は国立の医学部に行けるはずだという確信がありましたし、何より新しい子達に追い抜かれるのは悔しかったため、他の子よりも長く深く集中して勉強することをモチベーションにしていました。
5. 具体的にどう頑張ったのかを教えてください。
先生から頂く課題をとにかく大量にこなしました。私は数学と化学が苦手だったのですが、どちらも練習量が物を言う科目であるため効果的だったのではないかと思います。また、1日に必ず全教科に触れることも心がけており、強化しなければならない科目や苦手科目の時間を他に比べて伸ばす一方、他科目にも30分ずつ時間を割き、予習と復習に当てていました。間違った問題や分からなかった問題は質問に行き、復習して定着させるようにしました。週テストや授業で感じた知識不足は、富士学院の基礎問題集で補い、テストの復習や過去問、先生方から頂く課題を解くことで応用力と正確性を鍛えていました。さらに、問題を「解けるようになった」だけで終わらせず、どこで詰まって、それをどのようにして解消したのかを人に説明できるようにしていました。そうすることで再現性が高まったと思います。1日の授業を復習するときは、間違えた問題に対して間違えた原因とその解決方法を分析し、それらを組み込んだ勉強方法や計画を考え、すぐに実行するようにしていました。
6. 合格を勝ち取った要因は何だと思いますか?
諦めなかったことがもっとも大きいと考えています。努力は報われてほしいときに、必ず報われるとは限りません。望むような結果が得られなくても、それにただ絶望するのではなくて、敗北をきちんと受け止め、原因を分析し、自分に対する理解を深めて次の勝負に向かっていけるか否かが明暗を分けると思います。諦めず、逃げ出さず、自分の能力とメンタルに向き合い続けられたことが、合格の要因であると私は信じています。
7. 富士学院はあなたにとってどんな予備校でしたか?
優しい面と厳しい面を両方兼ね備えた場所でした。決して安寧の地ではなく、ライバルに囲まれ緊張と不安を煽られる戦場である一方で、心の底から私を案じ、叱りながらも背中を押してくれる大人が多くいました。同志と呼べる友人達にも多く出会うことができました。勉強以外にも大切なものを多く教えてくれた富士学院は、私にとって本当の意味での「学び舎」であったと思います。
8. どういう医師になりたいですか?
「大丈夫」という言葉を信じてもらえるような医師になりたいです。患者さんにも医療従事者にも「大丈夫」という言葉をかけたときに、安心してもらえるような人柄、実力、実績を兼ね備えた良医になれるよう研鑽します。
9. 後輩達にアドバイスをお願いします!
とにかく、自分を追い詰めすぎないようにしてください。勉強計画なんて初回で上手く進むほうが珍しいことですし、成績の変遷に伴って変わっていくのは当たり前なので、思い通りにいかなくても「何がダメか分かってラッキー」と思うようにしましょう。くよくよしたり落ち込んだりするよりも、トライ&エラーを通して、自分の勉強計画をアップデートすることに注力するべきだと思います。どうしても辛い時には、おいしい物をたくさん食べて、自習時間が終わったら家や寮に帰ってよく寝てください。周りの人に頼って、時には泣きついてみてください。大丈夫と言われるか、それともお叱りの言葉が飛んでくるかはわかりませんが、いずれにせよ素直に受け止めて、まずは人に頼ることのできた自分を褒めてから、また前に進みましょう。大事なのは周りの「天才」と貴方のスペック差ではなく、目の前の課題と自分の能力不足に真摯に向き合うことのできる真面目さです。楽な方に流れないという覚悟と、恥もプライドも捨てて人に頼る勇気さえあれば、道は必ず拓けます。どうか、心と体を壊さない程度の真面目さで、一日一歩ずつでも前進してください。皆さんの合格を心からお祈りしています。
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